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2008.08.27

ナツメグ/コットンソフト レビュー

タイトル:ナツメグ
ブランド:コットンソフト
ジャンル:学園アドベンチャー
原画:司ゆうき
シナリオ:木緒なち、やなちぃ他
ヴォーカル:YURIA、KAKO
ボイス:フルボイス(主人公以外)
定価:¥9,240
発売日:2007年02月02日


シナリオ A
夏を最後に転向してしまう由佳子のために思い出作りのためだけの部活をつくり、みんなで過ごす最後の夏を思い切り楽しんでもらおう、というのが今作の大まかな物語の概要である。てっきり物語の中心である由佳子シナリオに一番力が入っているのかと思いきや、実は意外な人物のシナリオに一番力が入っていることに驚かされた。そして、当然シナリオ評価Aというのにはその人物のシナリオが大きく影響している。私が作中で最も心動かされたシナリオの中心人物とは、少し天然な主人公の後輩「野島ほとり」である。由佳子を中心に繰り広げられている''ナツメグ''の裏で、こちらもまたこの夏を最後にひっそりと進められている少しファンタジーな''ナツメグ''を私は特にオススメする。

キャラクター A
どのヒロインをとって見ても攻略したいと思わせられる良いキャラをしていると思う。
それぞれの個性を上手く使い軽快なテンポで物語を進めているのも良かった。
加えてシゲオという主人公の友人の存在も評価に大きく影響している。

ビジュアル A
主観ではあるが、これは全く問題ないと言って良い。
何を隠そう、公式サイトでセリスの立ち絵を見て購入を決定したのだから。

ボリューム B
由佳子シナリオに後日談があれば申し分なかった。
今作の特徴であるイベントを選ぶというシステムは面白かったのだが、それにより複数回プレイするとほとんどのイベントが既知となり、またシナリオの半分が同じものとなるため若干物足りなさが出てくる。このシステムを導入するにあたって、もう少し個別シナリオ部分を長くしても良かったのではないか。

サウンド B
OP、ED、挿入歌ともにあまり印象に残らなかったが、BGMについては問題なし。

萌え A
セリスとか特に。
個人的にツンデレキャラがいればOK。
優しいお姉さんも◎。

総合 A
限られた時間の中で日々を思い切り楽しむという物語の主題が何より面白かったし、それを盛り上げるキャラクター達、そして皆で楽しめる企画や夏の風物詩を多分に取り入れた選択式のイベントシステムも良かった。シナリオも涙あり笑いありで購入した金額分の価値はあったと思う。学園ものとしてはほぼ満点に近いのではないだろうか。このレビューを見ている人にもぜひプレイして欲しい作品である。

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Posted at 01:57 | レビュー | COM(0) | TB(0) |
2008.04.05

月と魔法と太陽と/Silver Bullet レビュー

タイトル:月と魔法と太陽と
ブランド:Silver Bullet
ジャンル:永久夜型(エターナルナイト)ADV
原画:ここのか
シナリオ:有梨つかさ
ヴォーカル:西沢はぐみ
ボイス:フルボイス(主人公以外)
定価:¥9,240
発売日:2008年1月31日


シナリオ B
1話ごとにOPとEDと予告編が用意してあり、まるでアニメでも見ているかのような印象を受けました。LOST CHILDでもそうでしたが、最近このような演出を良く見かけますね。既読スキップやCtrlキーではカット出来ないので一々クリックしなければならないのが苦でしたが、個人的にはそういった演出は製作者側のこだわりが感じられて好きです。また、太陽の災厄を防ぐという大まかなストーリーが決まっているため共通部分(共通話?)が非常に多くシナリオに広がりが無く、既読スキップのある2週目は少し物足りないと思うかもしれません。

キャラクター A
個性豊かな愛すべきキャラクターというのを地で行っているという感じでしょうか。
目立たないキャラや捨てキャラがいないというのも好印象です。

ビジュアル A
キャラクターや制服のデザインも可愛く、絵も上手で、ついついジャケ買いしてしまうくらいのレベルはあるかなと思います。コミカルでファンタジックな世界観に見事にマッチしたカラフルな色の使い方もプレイ意欲を沸き立たせてくれますね。

ボリューム A
共通部分が多く、既読スキップが出来る2週目からは若干物足りないかもしれません。
ヒロイン毎に違うシナリオが用意してあれば少しは違ったのでしょうが。

サウンド B
個人的にはOPのメロディの使い方が好きです。
前半の先生に石にされる辺りの音楽は深刻過ぎて違和感を感じましたが、それ以外はプレイしていて気になるようなところはありませんでした。

萌え B
グッとくる場面は特にありませんでしたが、全体的にキャラが可愛いです。
共通シナリオが多すぎて特定ヒロインとの会話が少ないせいか、そんなに特定のキャラクターに愛着を感じることはありませんでした。

総合 B
実際の世界と似て非なる世界観が面白く、割と楽しめました。在りそうでない世界といった感じでしょうか、親近感をおぼえますね。シナリオについてはもう少しヒロインとの絡みが多ければ良かったかもしれません。評価は低めですがプレイする価値はあり、です。


Posted at 05:45 | レビュー | COM(0) | TB(0) |
2008.04.05

Clover Point/Meteor レビュー

タイトル:Clover Point
ブランド:Meteor
ジャンル:ハートウォーミングADV
原画:Yuyi
シナリオ:J・さいろー・星野真樹
ヴォーカル:みとせのりこ
ボイス:フルボイス(主人公以外)
定価:¥9,240
発売日:2008年2月10日


シナリオ B
四葉のクローバーを題材にした物語は新鮮で個人的には好きだけど、奇跡モノとしては少しインパクトに欠けるかなといった感じです。ルートによってはクローバーの奇跡が無くても普通に成立するシナリオなのでは?と思わせられるようなものもありましたし、もう少し奇跡を前面に出しても良かったのではないかなという印象を受けました。少なくとも全シナリオが夜々ルート並には奇跡に頼っても良かったかな。

キャラクター B
妹、姉、後輩、学園のアイドル、と豪華なラインナップではあるものの、少々魅力に欠けるといった感じでしょうか、攻略したいと思わせるキャラクターが少ないというのがマイナスです。なので少し評価は低め。

ビジュアル B
絵は特に気にならないと思うレベルなんですが、キャラデザインが被り過ぎて正直すぐ飽きてしまいました。公式見たら分かるようにこれといった特徴が無いキャラばかりなんです。もうちょっとバリエーションが欲しいというか、差別化して欲しかったですかね。

ボリューム A
長すぎず短すぎず学園ものとしては丁度良いくらいのボリューム感だと思います。

サウンド B
特に印象に残る楽曲は無かったです。

萌え A
ほぼ夜々の一人勝ちといった感じが否めません。
あまり他のキャラに魅力を感じませんでした。

総合 B
題材は面白いのですが、これといった特徴も無く普通の作品にまとまってしまっているという感じ。
もう少しクローバーの奇跡をメインに使えば良かったように思います。
上で既に触れていますがキャラクターに面白みが無く、途中からプレイが苦になりだします。
下手に萌えゲーよりなだけにキャラの魅力に欠けているというのは非常に痛いところでした。
あまり価格と内容とが釣り合っているようには思えないですが、夜々がいるのがまだ救いですかね。


Posted at 05:01 | レビュー | COM(0) | TB(0) |
2008.01.22

和み匣/Innocent Grey レビュー

タイトル:和み匣
ブランド:Innocent Grey
ジャンル:ファンディスク
原画:杉菜水姫
ヴォーカル:霜月はるか
ボイス:フルボイス(主人公含む)
定価:¥7,140
発売日:2007年4月6日


サクラメント~月ノ視ル夢~
“サクラメント~月ノ視ル夢~”。今作はInnocent Greyの処女作であるカルタグラを引き継いだものであるが、主にスポットを当てられているのはエピローグにおいて昏睡状態に陥った上月由良と言える。それは今作がカルタグラの完結編という面の他にもう一つ上月由良のために作られたストーリーという面を持っているからだろう。所謂補完というやつで作品中には通常のENDの他にもう一つ由良ENDとも言える分岐も用意されている。あまりファンディスクというものを買ったことが無い私としては、ファンディスク内の物語に分岐までもが用意されているというのはかなりお得に感じた。プレイ前はファンディスクということで内容は薄いのではないだろうかと多少偏見の目で見ていたのだが、いざプレイしてみるとその充実ぶりに驚かされた。私自身カルタグラが好きだというのはあるがそれを抜きにしてもかなり満足出来る内容に仕上がっていると言えるだろう。さすがにカルタグラ本編をプレイしていることが前提とはなるのだが、なるほど確かに補完足り得る完成度の高い作品である。カルタグラをプレイしたことのある人には是非ともサクラメントをオススメしたい。

凛~雪に咲く花~
こちらもカルタグラに登場したキャラクターが主の作品。カルタグラでは途中退場してしまった凛だが、今作ではエロ担当ではあるものの物語の中心人物を担っている。そういえばカルタグラをプレイした友人が何かと凛に拘っていたのを思い出すがなるほどそういった要望が他の消費者もしくは製作側から多数出たのかもしれない。あくまで想像の範疇を出ないが当たらずとも遠からずといったところだろうか。話を戻すが、凛~雪に咲く花~については「和み匣」エロ担当ということでやはりそういったシーンが全体の多くを占めているようで、充実したストーリーを求めるのはお門違いといったところかも知れない。しかし全くストーリーが無いわけではなく、今作では凛が遊女となったばかりの初々しい姿を別の主人公の視点から描いているカルタグラ以前の少し淋しさ漂うストーリーが楽しめる。
プレイ後の感想としては、正直物足りなかったといった感じが強い。それについてはやはりストーリー性を求めすぎたということが大きいのだろう。まさかカルタグラ本編に何も関わらないままあっさり終わるとは予想だにしなかった。過去の話なんだから当たり前だろうと言われればそれまでだが、せめてカルタグラの主人公である秋吾くらいはもっと絡ませて欲しかった。

いのぐれっ
さすがは「和み匣」のコメディ担当といったところだろうか、終始笑わせてもらった。こうしてみるとInnocent Greyには個性溢れる愛すべきキャラクター達が大勢いるのだなと思わされる。今作のストーリーとしては、変態娘七七率いるKOF団が自身の通う華陽学園(駄洒落ではない)の七不思議を解明していくというのが主だろうか。もちろんそれだけではなく華陽学園に通うInnocent Greyのキャラクター達が面白おかしいコントを展開してプレイヤーを楽しませてくれる。作中において最も注目すべきは主役でもある謎の転校生「美波 栞」だろう。公式ホームページにある通り彼女には何らかの秘密があるらしい。局所的に力を発揮する超能力者でないことは確かだが、彼女にどういった秘密があるのかは物語の最後で明らかになる。加えて栞とKOF団の絡み等もとにかく面白く、この新キャラクターには要注目である。
「和み匣」のコメディ担当“いのぐれっ”。最後に落ちまで用意してある辺りコメディ担当としての完成度も高く満足出来る内容に仕上がっているのではないだろうか。

ミニゲーム的な
このファンディスクでは上で挙げた作品の他にたこ焼きバトルとポンジャンも楽しめる。ちょっとしたストーリー形式になっており、これが中々面白い。特にたこ焼きバトルは難易度も若干高くやり込み要素もあるので長く楽しめるだろう。

シナリオ A
長すぎても短すぎてもいけないファンディスクといった限られた範囲の中でこれだけ充実したシナリオが作れるというのは流石。特にサクラメントに関してはカルタグラの完結とも言えるべき作品をクオリティを一切下げず綺麗に纏め上げたシナリオライターに拍手を送りたい。他の二作品に関してもそれぞれの主題に合ったシナリオで、十分満足出来た。ファンディスクだということも加味して高評価。

キャラクター A
他作品(カルタグラ、PP)においてそれぞれの位置を確立しているキャラクター達を個性をそのままに崩すという“いのぐれっ”のスタイルが好印象。
カルタグラにおいてあまり露出することの無かった上月由良の内面的な部分がサクラメントで多分に見られたのは新鮮で良かった。

グラフィック A
特に問題はないかと。

ボリューム A
一つ一つの長さも丁度良く、全体的に見てもベストなボリュームなのではないかなと。ポンジャン等は長期に渡ってプレイ出来るだろうし、そういった面でも良いボリューム感だと感じる。

サウンド A
歌が作品を、また、作品が歌をと、互いが互いを引き立たせるこの関係こそがまさに主題歌というものなのではないかと思わされる内容だった。
物語が終わり歌が流れるのではなく、歌が終わって初めて物語が終わりを迎えるのだということを実感してもらいたい。

萌え B
元の作品が萌えといったものに重点を置いていないのでこれは仕方ないと言えるかもしれない。

総合 A
もちろんファンディスクということを考慮しての評価になるが、一つの作品としての完成度は高いと思われる。長期に渡って楽しめるミニゲームが用意されているのも有難いし、作品毎にテーマが分かれているのもメリハリがあって良いように感じた。ファンディスクといってもこれだけ充実していればこの値段でも十分納得出来るだろう。個人的に好きなブランドだということもあり大満足だ。



Posted at 06:18 | レビュー | COM(0) | TB(0) |
2008.01.21

レビュー一覧表

※随時更新予定

あ行
AYAME~人形婬戯~

か行
鎖-クサリ-
Clover Point
月光のカルネヴァーレ

さ行
NO TITLE


た行
Dies irae Also sprach Zarathustra
月と魔法と太陽と

な行
和み匣
ナツメグ
ななついろ★ドロップス

は行
背徳の学園~闇に捧げられた乙女たち~
PP-ピアニッシモ-
ぶらばん

ま行
NO TITLE

や行
よつのは

ら行
LOST CHILD -ロストチャイルド-

わ行
NO TITLE